横山典弘騎手の父・横山富雄氏が死去

[ 2009年9月19日 06:00 ]

 今年のダービーを制した横山典弘騎手の父で、騎手時代に71年天皇賞・春、宝塚記念(メジロムサシ)などを制した横山富雄(よこやま・とみお)氏が18日午前1時10分、病気のため死去した。69歳。北海道出身。通夜は21日午後6時、葬儀・告別式は22日正午から、いずれも茨城県稲敷郡美浦村美駒2500の2、JRA美浦トレセン厚生会館分館で。喪主は長男賀一(よしかず)氏。

 61年騎手デビュー。フジノオーとのコンビで中山大障害を4連覇するなど障害の名手として活躍後、メジロタイヨウで69年天皇賞・秋を制覇。以降は「メジロ」の主戦として平地重賞で活躍。メジロムサシ、ニットウチドリ(73年桜花賞)、ファイブホープ(78年オークス)などで大レースを制した。85年、通算559勝(うち重賞30勝)で引退。長男賀一氏、次男典弘氏とも騎手となり、昨年春、典弘氏の長男和生君が競馬学校に入学。JRA創設後、初めての父子3代ジョッキーを目指している。

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2009年9月19日のニュース