万哲　ホーネットで素直に勝負！／マイラーズＣ

＜マイラーズＣ＞万哲はスーパーホーネットを本命に推した

　「２度あることは３度ある」と言うけど…。今年の皐月賞で前２年同様、逃げ切りがあるのか？ハナ候補はめじろ押し。キャプテントゥーレが前半５Ｆ６１秒１のスローで逃げた昨年のような単調な展開は考えにくいし、見たくない。◎ベストメンバーは同舞台の１月寒竹賞Ｖが忘れられない。父マンハッタンカフェ譲りの持久力は激流でこそ生きる。詳しくは日曜付で。

　Ｇ１資金は阪神１０Ｒ・マイラーズＣの◎スーパーホーネットで捻出だ。１週前の栗東出張の折、矢作厩舎スタッフが「レースが待ち遠しい」と口をそろえる充実ぶり。青写真通りにきた以上、好調馬がそろったのは承知の上で素直に勝負。使い込むよりも休み明け＆２戦目に強い完全燃焼タイプ。現に昨秋の始動戦・毎日王冠もあのウオッカを豪快にねじ伏せた。同じＧ２でも当時よりは戦いやすい顔ぶれだ。スプリント型のビービーガルダンがいれば、最悪の超スロー→不発もまずない。桜花賞を見ても、阪神の芝は外差し天国。譲れない始動戦だ。馬単（３）＝（６）（３）＝（２）に（３）から（４）（５）（７）（１０）。３連単は（３）１着固定で（２）（４）（５）（６）（７）（１０）へ３０点。
　中山１１Ｒ・中山グランドジャンプは◎テイエムトッパズレ。前走（１１着）は見た目以上に出入りが激しい展開。暮れの中山大障害（３着）だけ走れば、３連単圏内に突入してくる。実績上位のキングジョイがもちろん強敵だ。３連単は（２）（１０）の２頭軸マルチで（５）（７）（８）（９）（１２）（１３）へ３６点。
　中山１２Ｒ・鹿島特別は◎テンザンモビール。中山ダートは３年前（３着）に１回使っただけだが、この時が後方から鋭い伸び。時に思わぬ前崩れになる中山ダート６Ｆで魅力たっぷり。馬単（２）＝（９）（２）＝（１４）に（２）から（４）（１）（５）（７）（１２）。３連単は（２）１着固定で（１）（４）（５）（７）（９）（１２）（１４）へ４２点。（小田　哲也）