「競馬学校の見学以来」福永が美浦に登場

[ 2008年7月18日 06:00 ]

久し振りの美浦、ジャッカネイプスの追い切りを終え、笑顔の福永

 福永祐一が17日、騎手となって初めて美浦トレセンで調教に騎乗した。20日の新潟6Rで騎乗する2歳新馬(ジャッカネイプス)など3頭の感触を確かめた。

 「競馬学校時代の見学以来。もう忘れてしまったよ」と美浦の印象を語った福永だが、馬上の人となれば、さすがの反応だった。期待の新馬ジャッカネイプス(牡=堀、父アグネスタキオン)にまたがり、Wコースでベロボーグ(5歳500万)を半馬身追走。右ムチをしならせ併入。「トモに甘さはあるが、仕上がりはいい。普通に走ればいい勝負に」とジャッジを下した。
 今週からは昨年に続く新潟参戦。「これから関東馬も強くなっていく。東の馬にも乗りたい気持ちは強い」と、どん欲だ。上半期は重賞未勝利に終わったが「賞金は例年並みに稼げたので気にはしていない。チャンスが来た時のために腕は磨いておきたい」と一層の努力と飛躍を約束した。

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2008年7月18日のニュース