キャプテン猛特訓でVだ/弥生賞

[ 2008年3月5日 06:00 ]

 朝日杯FS3着の無念を晴らすべくキャプテントゥーレは十分過ぎるほど乗り込んで、このレースに備えてきた。森厩舎といえばJRA外の育成施設をフル活用し、栗東帰厩後は短期間で出走するのが通常パターン。だが、この馬に限っては違う調整方法を選択した。1月23日から坂路で乗り出すと、これまで10本以上の追い切りをこなしてきた。牧浦助手は「かなり乗り込んだし、ずっと思い通りの調整ができた。動き自体もいい」と万全の態勢を強調している。

 朝日杯FS以外にデイリー杯2歳S(1着)とこれまでマイル戦で結果を出してきたが、父は01年弥生賞を制したアグネスタキオン。この血統背景から中距離戦への適応力はありそうだ。同助手は「この後は皐月賞を予定している。それだけにいい競馬をしてほしい。距離も2000メートルまでなら大丈夫。いいバネを持っているし相当な素質を秘めている。上(G1)でもバリバリやってほしいし、ここで走ってくれないと正直困る」と闘志満々の中山への再遠征になる。

続きを表示

2008年3月5日のニュース