オディール好調維持/チューリップ賞

[ 2008年3月5日 06:00 ]

センスと完成度が自慢のオディール

 桜花賞と同距離、同コースのチューリップ賞(8日、阪神)で始動するオディール。1番人気に推された阪神JF(4着)の雪辱を狙っての出陣になる。鳥取の大山ヒルズにリフレッシュ放牧後、2月上旬から栗東の坂路でこれまで追い切りを6本消化してきた。橋口師は「阪神JFで上位に来たのは後方にいた馬ばかりで展開も厳しかった。外見上は変わった点はないけど、考えようによっては変わらないのが一番。2歳時から完成度が高かった馬だから」と順調ぶりをアピールする。

 97年阪神3歳牝馬S(現阪神JF)2着の母キュンティアは気性の激しさが災いして、桜花賞出走を果たせなかった。同師は「お母さんが普通の性格なら、もっと成績を残せたはず。その点、オディールは力むような面が母の半分もない。競馬のセンスがいいし、どこからでもレースができる。トールポピーのほかにも強そうなのが出てきた。今回の結果で今後が占えると思う」と“本番”につながる好走を祈っている。

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2008年3月5日のニュース