ドリパス異例火曜の好時計/京都記念

[ 2008年2月20日 06:00 ]

 京都記念で関東移籍後初Vを狙うドリームパスポートが19日、異例の火曜追いを敢行した。坂路1本(4F58秒5)を上がった後、ポリトラックに移動して僚馬マイネルブリス(3歳未勝利)と併せ馬。10馬身ほど先行したパートナーを猛然と追い上げ、直線では鞍上・松岡がステッキを連打。首差遅れてのゴールも、5Fから61秒8~48秒8~36秒0~12秒2(いっぱい)と破格の好時計を叩き出した。

 全休日明けに追い切ったのは、レースが土曜(23日)で長距離輸送もあることを意識したため。20日は運動にとどめ、21日に坂路で乗って22日の輸送に備えるプランだ。騎乗した松岡は「動きは良かった。今回は勝たないと!」と気合十分。稲葉師も「前走(AJC杯5着)は仕掛けが早かったし体も太かった。2週続けていっぱいに追って体を絞ったし、京都は相性がいいからな」と力強くVを誓った。

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2008年2月20日のニュース