ド迫力!ヴィクトリー/フェブラリーS

[ 2008年2月20日 06:00 ]

馬体の良さはここでも上位。砂さえこなせば

 【美浦黄門の馬体診断・フェブラリーS】デビュー9戦目で初のダート挑戦となるヴィクトリー。いきなりG1では確かに厳しい面もあるでしょうが、馬体的にはかなり高い評価を与えられます。ふっくらと丸みのあるシルエットをしており、柔らかそうな筋肉が全身にたっぷり。特に首の部分の力強さが目立っており、見た目の迫力は今回の顔ぶれに入っても一、二を争うと思います。

 昨秋は初戦の神戸新聞杯こそ3着したものの、続く菊花賞(16着)とジャパンC(18着)は見せ場もない完敗。気性的な難しさが災いして力を出し切れないレースが続いていますが、何といっても皐月賞馬。きっかけさえつかめば大レースでも十分にやれる地力があるはずです。馬体的には芝よりもむしろダートの方が向いているのでは?と思わせるほどパワフル。スムーズに流れに乗るという条件はつきますが、大駆けの可能性を秘めた1頭だと思います。

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2008年2月20日のニュース