アルカザンしぶといね~/きさらぎ賞

[ 2008年2月15日 06:00 ]

池添を背に根性を見せたアルカザン(右)

 アルカザンが無傷の3連勝に挑む。DWコースの最終追いの手綱を取るのは主戦・池添。ワイルドイリーガル(4歳500万)を追走する形で、直線でいっぱいに追われて頭差先着。並んでからの勝負強さは健在、久々の重め感もない。「2歳の頃と比べてもだいぶ体にシンが入ってきたし、緩さが解消されてきている。初めて乗った時からクラシックを意識できると思っていたし、その通りに結果が出ているんで」と引き揚げてきた池添は声を弾ませる。「ここが目標じゃないので今後につながるレースができればいいけど、きょうの感じなら格好はつけてくれる。2歳女王トールポピーと似たような雰囲気があるし、最初から牝馬はポピー、牡馬はこの馬でという感触はあった」と明かした。昆師も「ダンスインザダークの産駒の中でも切れ味のあるタイプ。これだけ切れるダンスは珍しい」と手応え十分だ。

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2008年2月15日のニュース