山村紅葉が小説家デビュー 「ミステリーの女王」母・美紗さん亡くなった65歳で

[ 2026年5月12日 05:00 ]

原稿用紙を手にする山村紅葉
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 女優の山村紅葉(65)が小説家デビューする。6月17日に双葉社から本格サスペンス「祇園の秘密 血のすり替え」を刊行する。母で「ミステリーの女王」と称された作家の故山村美紗さんが亡くなったのと同じ年齢での新たな挑戦。「一人でも多くの方に読んでいただき“母の血”を感じていただければ」と呼びかけた。

 2時間サスペンスに500本以上出演し「サスペンスの女王」の異名を持つ国民的女優が、これまでの経験を生かし書き上げた入魂の一冊だ。物語は京都の花街と歌舞伎界が舞台。由緒ある家に生まれた人間が背負う宿命と選択、そこに交錯する人間の欲望と葛藤が描かれる。

 京都出身の山村にとって、京都花街と歌舞伎界はなじみの深い世界だ。幼少期から自宅には歌舞伎役者が訪れ、20歳になると母が祇園の茶屋に連れて行ってくれた。2020年ごろから「母との思い出や経験を基にした書籍を出したい」と構想していたが、同じ「伝統」や「血」がテーマの映画「国宝」の大ヒットを受け、この1年で一気に企画が進展したという。

 パソコンを使わず、全て原稿用紙に手書きした。「母が“原稿用紙じゃないとペンが進まない”と常々言っていたのですが、私も同じでした」と執筆のスタイルも母譲りで、「ペンを走らせていると母との思い出が次々とアイデアをくれた」としみじみ。「ミステリーの女王」の血を継いだ「サスペンスの女王」が描く物語に期待が高まる。

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