藤山直美が寺島しのぶに太鼓判「最高裁判所」 共通点は父、藤山「母の苦労を話し合うと1泊2日」

[ 2026年2月4日 17:30 ]

公開ゲネプロで取材に応じた寺島しのぶ(左)と藤山直美
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 女優の寺島しのぶ(53)と藤山直美(67)が4日、東京・新橋演舞場で舞台「早春喜劇特別公演 お光とお紺~伊勢音頭 恋の絵双紙~」(5日初日)の公開ゲネプロを行った。

 口減らしのため、紀州の貧しい村から伊勢の遊郭へ売られた2人の数奇な運命を描く、笑いと涙の人情喜劇。寺島が16歳のお光、藤山が18歳のお紺を演じる。寺島は「十六というせりふを言うことに、日々自分との戦いがあります」と実年齢とかけ離れた役を演じる心中を明かした。

 一方の藤山は最近8歳の役もやっていたといい「60歳さばを読んでいました」と回想。寺島から「18歳なんてどうってことない」と水を向けられると「そんなことないですよ。こんなおっさんみたいな声で18歳ってどういうことやと思ってますけど、お芝居の上ですから。許していただいて」と謙遜した。

 2人が共演するのは約12年ぶり。藤山が「広義の意味で、どんなお芝居でもできる役者さん。演劇界の宝」と寺島を評せば、寺島も「直美さんは存在してくださるだけでいいんです。お会いするだけでも満足。本の捉え方と仕掛けるタイミング、9回裏に大逆転できる手を隠し持っている感じ」と応じる。初日を前に、強固な信頼関係を築いている。

 藤山は自身の喜劇に対する考えも語った。

 「間違えられやすいのですが、喜劇はちゃんとしたお芝居が柱としてあって、初めてつくることができるんです。人の滑稽な姿を見て笑ってもらうのであって、ここ笑おうてもらうよ、とつくる物ではないんです。今回の柱は寺島しのぶさんです。(判断を委ねる)最高裁判所です」。寺島に全幅の信頼を寄せている。

 2人は12月28日生まれで、誕生日が同じ。誕生日以外の共通点について問われると、藤山は父の存在を挙げた。

 藤山の父は昭和の上方を代表する喜劇人・藤山寛美さん(90年死去)。寺島の父は人間国宝の歌舞伎俳優・七代目尾上菊五郎(83)だ。藤山は「よう、あんな親の娘でまともに生きられたね」と語った。「お互いに母親の苦労を話し合うと、1泊2日かかります。両方破天荒やから」と口にし、笑いを誘った。

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