橋幸夫さん死去「御三家」と称され一時代築く「潮来笠」ヒットで紅白19回出場 吉永小百合とデュエットも

[ 2025年9月5日 19:07 ]

橋幸夫さん

 歌手の橋幸夫さんが4日午後11時48分、肺炎のため死去した。82歳。東京都出身。通夜は9日午後6時、葬儀・告別式は10日正午、東京都文京区の無量山 傳通院で営まれる。喪主は妻・橋真由美(まゆみ)さん。

 橋さんは1943年5月3日、東京都出身。呉服屋の9人兄弟の末っ子として生まれた。学生時代はボクシングなどの格闘技に打ち込み、プロテストの受験なども考えたが、母親が歌謡教室に通うことを進めたことが、歌手を志すきっかけとなった。

 1960年に「潮来笠」デビュー。吉永小百合とデュエットした62年の「いつでも夢を」など多数の大ヒットを世に送り出した。「いつでも夢を」では日本レコード大賞を受賞するなど、賞レースの常連だった。舟木一夫、西郷輝彦さんとともに「御三家」と称され一時代を築いた。NHK紅白歌合戦には17回連続を含む通算19回出場した。

 60年以上にわたりマイクを握り続けてきたが、声帯の筋肉の衰えを理由に、2023年5月3日をもって歌手活動からの引退を決意。これに先立ち、後継者を選ぶための「橋幸夫 二代目オーディション」が開催され、川岸明富さん、徳岡純平さん、進公平さん、そして歌手の小牧勇太さんの4人が合格。橋のラストコンサートで正式に披露された。

 しかし、24年4月15日、引退からわずか1年足らずで引退を撤回すると都内で「謝罪会見」を開き、活動復帰を発表した。

 今年5月には所属する「夢グループ」の石田重廣社長が会見を行い、橋さんがアルツハイマー型認知症を患っていると公表。体調を見ながら歌手活動を継続するとしていた。

 だが、橋さんは同31日に兵庫県で行った事務所20周年記念公演後に自宅から救急搬送され一過性脳虚血発作と診断。翌月8日に退院し、同11日の滋賀公演で復帰したが、その数日後に再び入院していた。

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