藤井王位 中断は音響設備のトラブル 館内スピーカーの電源を切って対応 王位戦第4局1日目

[ 2025年8月19日 18:47 ]

第66期王位戦7番勝負第4局1日目 ( 2025年8月19日    福岡県宗像市・宗像ユリックス )

藤井聡太王位(右奥)が見守る中、立会人の中田功八段(右手前)へ封じ手を手渡す永瀬拓矢九段(日本将棋連盟提供)
Photo By 提供写真

 将棋の藤井聡太王位(23)=王将など7冠=が挑戦者に永瀬拓矢九段(32)を迎える第66期王位戦7番勝負は19日、福岡県宗像市の複合文化施設「宗像ユリックス」で第4局1日目が始まり午後6時8分、後手・永瀬が72手目を封じて終了した。持ち時間8時間から藤井は4時間20分、永瀬は2時間13分消費と2時間余りの残り時間差が生じた。

 ここまで藤井の3連勝で迎え、戦型は角換わり腰掛け銀へ進んだ。10手目に永瀬から角交換して36手目、お互いの右銀が5筋で歩の上へ躍り出た。

 午前10時、1局の「折り返し地点」とも言えそうな52手までハイペースで進んだ後、手番の藤井の指し手が止まる。そして11時35分、対局室に音声が入ったため対局を中断した。両対局者はそれぞれ控室で待機。タイトル戦の対局中に対局室へ音声が入って中断するのは異例だった。

 当初は12時半から昼食休憩に入る予定だったが、立会人の中田功八段、副立会人の稲葉陽八段が主催者と協議した結果、そのまま昼食休憩に入った。そして午後1時半から対局再開し、午後の対局は予定通り進行した。

 主催者によれば、対局室に流れた音声は解説など盤上や指し手に関する内容ではなかったという。原因は対局室隣の音響設備の受信機が館外の電波を受信してしまいスピーカーから流れてしまった。再発を防ぐため、音響設備だけでなく館内全体のスピーカーも電源を切って対応したという。

 藤井と永瀬がぶつかる7番勝負は昨年度王将戦、今年度名人戦に続く3度目。いずれも開幕3連勝した藤井が第4局は永瀬の粘りに遭い、落とした。いずれも第5局は藤井が勝利したためスコアも4勝1敗だったが今回は果たして? 2日目も20日、同所で指し継がれる。

 藤井が勝てば6連覇。また、タイトル獲得期数が通算31期となり、23歳1カ月にして渡辺明九段(41)と歴代4位で並ぶ。

続きを表示

「藤井聡太」特集記事

「美脚」特集記事

芸能の2025年8月19日のニュース