北川景子 「ばけばけ」で朝ドラ初出演「国に翻弄された姫を心を込めて」 主人公親戚で教養教える

[ 2025年7月10日 11:00 ]

「ばけばけ」の主人公・松野トキの親戚・雨清水家の役衣装(左から板垣李光人、堤真一、北川景子)
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 女優の北川景子(38)が、2025年度後期のNHK連続テレビ小説「ばけばけ」に出演することが10日、同局から発表された。朝ドラ出演は初。高石あかり(22)演じるヒロイン・松野トキの親戚で、トキに武家の娘としての教養を厳しく教えるなど、トキを見守る雨清水タエを演じる。

 明治時代の文豪ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)を支えた妻・小泉セツをモデルとした作品。

 北川演じるタエは、松江でも随一の名家に生まれ、大勢の女中たちに囲まれながら何不自由なく育った。凛とした気品と厳しさを兼ね備える。親戚であるトキにも、武士の娘としての品格を求め、礼儀作法やお茶など武家の娘としての教養を厳しく教えている。

 北川は「今回私が演じます雨清水タエは、松江藩で代々家老を務めた家の出で、三十人近い奉公人にかしづかれ育ったお姫様です」と説明。「タエは文明開化の真っただ中で、これまでの身分制度が廃止されたにも関わらず、時代の移ろいについていくことができません。姫として教養を受け育ち、武家の誇りを持ち生き続けてきたのに、ある日突然生活能力を身につけて働けと言われても、タエは戸惑うばかりで時代にアジャストするという価値観はありません。タエは最後まで誇りを捨てることなく生きていくのか、子どもたちのために誇りを捨て、一度死んだつもりで生きるのか、決めなくてはならなくなります」とタエの葛藤を明かした。

 「国のために生き、国に翻弄(ほんろう)された姫を、心を込めて演じます。タエの身の上に起きたことが決して架空のお話ではなく、その時代に起きていたことだと理解して、最後まで役と向き合っていきたいと思います」と意気込んだ。

 ヒロイン・トキを演じる高石は、タエがトキに与える影響について「タエがトキに向ける愛情は、とても深く、近くで見守ってくれているだけで力になってくれる心強い存在です。そして、タエの持つ真の強さはトキに大きな影響を与えていると思います」と語り、「北川さんが役に入っていく瞬間がすごく好きで、たたずまいやまとう空気が一気に変わっていきます。そんな北川さんが本読みの場で、コメディ部分に思わず笑っている姿を見るとお芝居とのギャップでドキッとしてしまいます」と北川との共演を喜んだ。

 制作統括の橋爪國臣氏は「タエというキャラクターは、明治時代になっても武家としての誇りと矜持を持ち続ける女性です。時代が移り変わる中でも変わることなくいるように見える一方、心のなかには葛藤を抱き続けています」とし、「この役をどなたに演じていただくか考えた時、真っ先に思い浮かんだのが北川景子さんでした」と明かした。「トキに、厳しくも愛情深く接するタエを、役への強い思いをもって演じてくださっており、とても目を引くシーンになっています。北川さんの凛としたたたずまいと芝居で、タエという女性を唯一無二の説得力を持って表していただいています」と絶賛。「堤真一さん、板垣李光人さんとともに、雨清水家がとても魅力的です」とコメントした。

 堤真一演じる雨清水傳(うしみず・でん)、板垣李光人演じる雨清水家の三男・雨清水三之丞、北川演じるタエの役衣装の3ショットも公開された。 

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