政界のご意見番 小泉農相に「もたもたせずによくやったけれど…」 今後の課題指摘「穴埋めをしないと」

[ 2025年6月4日 21:01 ]

フジテレビ社屋
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 自民党の伊吹文明元衆院議長が4日、BSフジ「BSフジLIVE プライムニュース」(月~金曜後8・00)に生出演し、コメ不足の理由について私見を語った。

 財務相、党幹事長などを歴任し、21年に政界を引退した、“政界のご意見番”。コメ不足に陥った理由について「誰も正確な理由をまだ把握していない」と指摘した。コメの収穫量について、21年に約700万トン、22年に約670万トン、23年に約670万トン、昨年は680万トンあったとし、「収穫量は変わってないんですよ。流通も変わってない。じゃあ去年から、店頭からお米が消えるんだけど、一昨年、一昨昨年はなぜ消えなかったか。収穫量が同じなのに。そこのところが誰も分からないんですね」と首をかしげた。

 識者の解説にも、納得がいっていない様子だ。「多くの経済評論家、流通評論家の人たちが言っているのは、“コメの生産を抑制したことによって、需給バランスが崩れてきたんじゃないか”と」としつつ、「それであれば、令和3、4年(21、22年)に今と同じことが起こっていないとおかしいですよね」と疑問を口にした。また農水省サイドの説明にも言及。「値段が乱高下するのは嫌だから、量は足りているけど、コメの流通が目詰まりしているという説明をしている。どちらが正しいか分からないんですよ」とも話した。

 小泉進次郎農相が、随意契約による備蓄米30万トンの放出を決定し、一部店舗には5キロ約2000円の安価な米も流通した。伊吹氏は現状のコメ不足と価格高騰を火事に、備蓄米を消化器にたとえ、「小泉さんが農水大臣になって、当面の火事を消したのはいいけど、消化器をみんな使っちゃっている」と指摘。「来年、消化器がなかったらどうするんだと。災害が起こった時にどうするんだと。こういう問題がいっぱい起こっている」と危機感を示した。

 小泉氏の陣頭指揮について、「当面の火事を消すには、小泉さんはもたもたせずによくやったけれども」と評価しつつ、「出火原因の究明をしっかりして、使ってしまった消化器の穴埋めをしないと同じことになる」と今後への不安も指摘していた。

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