林家菊丸、月亭方正&桂かい枝との三人会開催に自信「化学反応を起こせる」ネタ順はあみだくじ

[ 2025年2月14日 10:45 ]

「特選よしもと三人会」をPRする(左から)林家菊丸、月亭方正、桂かい枝
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 落語家の林家菊丸(50)、月亭方正(56)、桂かい枝(55)が14日、大阪市内で「特選よしもと三人会」(5月16日、なんばグランド花月)の開催発表会見に登場した。

 昨年芸歴30周年を迎えた菊丸とかい枝。漫才、ピン芸人から噺家に転じて「今年でホントは17年目」という方正と年の近い吉本所属の3人はこれまでも一緒に落語会を開催してきた。「3人で同じ演目の“手水廻し”をやるという企画をしたこともある」とかい枝。昨年はそれぞれがNGKで独演会を開催。今回は3人揃っての会の開催が決まり、「化学反応を起こせる3人だと思います」と菊丸は自信をのぞかせた。

 当日は最初に3人のトークで始まり、3人が持ち時間30~40分でネタを披露。ネタ順はその舞台上で「あみだくじで決めます」と方正が明かした。前に高座に上がった噺家のネタ次第で、次の演者がネタを決め、全員で最後に最高潮の笑いに持って行くのが寄席の作り方。だが、順番も決まらぬこの時点、記者会見の舞台でそれぞれが自身のネタを発表。菊丸が「たちぎれ線香にします」、方正が「笠碁で」と2人が早々に人情話に決定。方正は「ざこばさんの笠碁を聞いて涙が出た」と昨年亡くなった桂ざこばさんの得意ネタにチャレンジ。先を越されたかい枝は「3人が人情噺というのも…」と迷った末に旅のネタ「三十石」に決めた。
 「大師匠の三代目染丸は京都、梅田、なんばの3つの花月でほぼ毎日出てた。花月の看板に林家が常に1人はいるようにと覚悟があります」と菊丸。「落語をやると精神的にも落ち着くし、心が満たされる」と笑わせた方正も「テレビタレントから40歳で落語に。やっと“芸人”になれたと思います。吉本のおかげ。やっぱり落語で盛り上げたい」と決意表明した。
 かつては笑福亭仁鶴さんや桂三枝(六代桂文枝)で盛り上がった吉本の落語だったが、現在は漫才や新喜劇に押されるばかり。桂文枝、桂文珍、笑福亭仁智ら有名人気どころの噺家もいるが「エンタメが多様化。魅力ある噺家が出てこなければという危機感があります。本公演のトリを取れるようにならないといけない」とかい枝は気を引き締めていた。
 菊丸は94年9月に四代目林家染丸(75)に入門して染弥を名乗る。14年に三代目林家菊丸を襲名。古典落語から新作落語まで幅広くこなし、15年に繁昌亭大賞、22年には文化庁芸術祭・大衆芸能部門で大賞を受賞した。昨年、芸歴30周年の昨年は全国7カ所で独演会を開いた。
 方正はNSC大阪校6期生。山崎方正の名で漫才、ピン芸人として活躍。08年に月亭八方から月亭方正を名乗ることを許され、09年に上方落語協会入りした。
 かい枝は94年6月に五代目桂文枝に入門。古典、創作落語だけでなく、英語落語にも取り組み、25カ国で公演を実施。03年に文化庁芸術祭賞・大衆演芸部門の新人賞、18年には繁昌亭大賞を受賞。芸歴30周年の昨年はNGKで初めて独演会を開催した。

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