小倉智昭さん死去 77歳、膀胱がん 最期は愛妻の手を握り、愛犬に顔なめられ天国へ

[ 2024年12月11日 04:00 ]

小倉智昭さん
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 フジテレビ朝の情報番組「情報プレゼンター とくダネ!」などでキャスターを務めた小倉智昭(おぐら・ともあき)さんの死去を本紙が報じた10日、所属事務所が正式に訃報を発表した。小倉さんは9日午後3時8分、膀胱(ぼうこう)がんのため都内の自宅で亡くなった。77歳。秋田県出身。葬儀は家族葬にて執り行い、後日お別れの会を開く予定。「とくダネ!」で共演したメンバーたちはフジの情報番組に生出演し、感謝の言葉や悲痛な思いを述べた。

 2016年に膀胱がんが見つかって以来、8年にわたる闘病生活の幕が下りた。最期は最愛の妻と2人きり。妻が「智ちゃん、大丈夫?」と手を握ると小倉さんが一瞬握り返したが、すぐに力が抜けそのまま息を引き取った。溺愛していた愛犬も別れを惜しむように、小倉さんの顔をペロペロとなめていた。

 小倉さんは11月8日、自宅でフジの不定期特番「小倉ベース」の最後の収録に臨んだ。同23日の放送ではEXILEのHIRO(55)らと元気にトークをする姿が見られたが、放送前の19日に体調を崩し千葉県柏市内の病院に入院した。

 強い腰痛を訴え、検査で骨盤、腰椎、髄膜にもがんが転移していたことが判明。今月に入り急変し、4日時点で医師から「これ以上治療法がない」と伝えられ、自らの希望で6日に帰宅。マネジャー、妻、緩和ケアスタッフの3人が24時間体制で介護にあたった。現役のまま迎えた最期。所属事務所は「仕事に対する意欲が強く、先日まで積極的に仕事をこなす姿が目に焼きついています」とした。

 訃報が伝わった10日午前8時。「とくダネ!」の後番組の「めざまし8」では、気象情報を除き1時間30分以上にわたり小倉さんの死去だけを伝える異例の形を取った。「とくダネ!」で長年キャスターを務めた元フジの笠井信輔アナ(61)や同局の佐々木恭子アナ(51)らが思いを語った。

 笠井アナは小倉さんが亡くなる2日前の7日に電話したことを明かし「非常に弱々しく、この電話が最後になるかもしれないと思った」と目を潤ませた。「“私は小倉さんの一番弟子です。ありがとうございました”と伝え、小倉さんから“僕の方こそ”と言ってくださった」と最後のやりとりを明かした。佐々木アナも涙を流しながら「本当に大きくて、温かくて、大好きな方です。受け取ったものが大きすぎて、何もお返しできないままでした」としのんだ。

 小倉さんが「あまたつ~!」と呼びかけることで有名になった、気象情報担当の天達武史氏(49)も登場。「人生を変えてくださった。皆さんに名前も覚えていただいた」と感謝した。

 ▼菊川怜(「とくダネ!」で5年間タッグ) 小倉さん、悲しいよ。こんな日がくるなんて。もっと一緒にいてほしかった。もっと会ってお話ししたかった。いつも私のことを父親のように心配してくれました。そして話を聞いて相談にのってくれました。その優しい声が忘れられません。ご一緒できた時間は、かけがえのない時間です。

 ▼寺尾聰(50年以上前に知り合い約25年に及ぶ親交)誕生日が1週間違いでした。77歳が2人で7がたくさん並んだなぁと2人だけで誕生会をしました。今は静かに友を見送りたいと思います。

 ▼ウエンツ瑛士、小池徹平(かつて「WaT」として活動) ただただ悲しい気持ちでいっぱいです。僕らが10代の頃から音楽活動や個々の仕事を優しく力強く応援してくださった小倉さん。音楽、芝居、MC、野球と幅広い見識から僕らはたくさんのことを学び、そして芸能界の厳しさを教えていただきました。天国にいる小倉さんを不安にさせないよう、お互いこれからもより一層精進します。

 ▼デーブ・スペクター(「とくダネ!」で共演)忖度(そんたく)しない素晴らしい司会者。なんでも知ってて毒舌だけど優しさを知っている人。よく怒られましたが、今はそれを誇りに思っています。名物のオープニングトーク。天国にタイムキーパーがいないから存分にしゃべってください。

 ▼フジ伊藤利尋アナ(「とくダネ!」で2年間共演) 10月にもお宅にお邪魔して、遅くまでお話ししました。「また遊びに来いよ」と言われていたばかりだったので、本当にショック。番組内部にいる人間にとっても本当に大きな存在でした。

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