橋下徹氏 選挙報道に苦言「蓮舫さんや小池さんはそれまでに地上波でもさんざん露出。石丸さんら新人は…」

[ 2024年7月14日 09:48 ]

橋下徹氏
Photo By スポニチ

 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が14日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。前安芸高田市長で、7日投開票の東京都知事選で次点だった石丸伸二氏(41)に関連し、選挙報道に苦言を呈した。

 フジテレビ解説委員の松山俊行氏は「石丸さんは都知事選の最中は数多くの演説をこなして、この動画が自発的にどんどんいろんな人に拡散されていったということで、切り取り民主主義、その危険性を言う人もいますけれども、こうした手法を使わないと、もう戦えないんじゃないかっていう意見も政界の中では出ているという中で、完全に構造を変えてしまったんじゃないかという意見もありますけど、橋下さんはどう見ていますか?」と質問。

 橋下氏は「SNSを使わないと戦えないというのは、自分が出ているにもかかわらず、あえて言わせてもらうと、地上波がしっかりと選挙が始まった後に、討論を含めて情報提供しない」と指摘。「蓮舫さんや小池さんはそれまでに地上波でもさんざん露出していますけれども、地上波で露出をしていない石丸さんのような新人はSNSをフル活用せざるを得ない。だから、地上波がしっかりと僕は伝えるべきだったと」と、選挙報道に苦言を呈した。

 石丸氏は、東京都知事選で3選を果たした無所属現職の小池百合子氏には及ばなかったが、165万8363票を獲得して次点と健闘。精力的な街頭演説とSNSによる発信で無党派層や若者の支持を集めた。投票率は60・62%で、前回を5・62ポイント上回った。得票数は、小池氏が約291万票で42・8%、石丸氏が約165万票で24・3%、蓮舫氏が約128万票で18・8%、田母神氏が約26万票で3・9%だった。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

芸能の2024年7月14日のニュース