上原多香子、無期限休業へ…名古屋公演後“気持ち整理するため”

[ 2017年8月13日 05:00 ]

舞台を終え、無言で車に乗り込む上原多香子
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 SPEEDの上原多香子(34)が長期休業することが12日、分かった。夫で「ET―KING」のTENNさん(享年35)の自殺の端緒について、上原の不倫があったと明らかになったばかり。この日、出演舞台の名古屋公演がスタート。ステージ上では普段と変わらない様子を見せたが、関係者は「気持ちを整理するため、名古屋公演後にしばらく休む」と明かした。

 上演後の午後8時半すぎ、会場の名古屋・中日劇場から車に乗り込む前に上原は深々とお辞儀。「ひと言」「今の心境は?」の声掛けには応じず、こわばった表情で頭を下げて車に乗り込んだ。

 舞台「音楽喜劇 のど自慢〜上を向いて歩こう〜」の初日。10日発売の週刊誌「女性セブン」で、TENNさんの遺族が自殺の端緒について、上原の不倫を明かしてから初の公の場。上原が舞台に登場すると、一瞬客席がざわつく場面があったが、その後は観客も舞台に引き込まれ、上原もピンク・レディーの「UFO」の振り付けを元気いっぱいに披露するなど、6〜7月の東京、神戸公演と変わることなく演じた。カーテンコールでも観客の拍手に笑顔で応えた。

 ステージ上では普段通りの様子を見せたが、スポニチ本紙の取材では、名古屋公演の千秋楽で、舞台の全公演を終える18日以降、無期限で活動を休止する。知人によると、上原自身が「舞台後はお休みしたい」と申し出たという。仕事は18日以降は入っていなかった。関係者は「気持ちの整理をつけるために仕事をしばらく休む」と説明。休業期間は年単位に及ぶ可能性もあるという。

 本番前には主演の森昌子(58)ら出演者全員の楽屋に行き「このたびはお騒がせして申し訳ありません。一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします」と頭を下げて回った。関係者は「チームワークを乱さないように努めて普段通りに振る舞っていたように見えた」と舞台裏の様子を明かした。

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