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アウディEV、年内投入 海外勢、日本で本格展開

[ 2020年2月7日 20:46 ]

アウディの電気自動車(EV)「e―tron(イートロン)」
Photo By 共同

 アウディジャパン(東京)は初の電気自動車(EV)「e―tron(イートロン)」を今年後半、日本市場で売り出す。フィリップ・ノアック社長が5日までに共同通信のインタビューで明らかにした。今年はメルセデス・ベンツやポルシェといった海外勢も日本でEVを本格展開する予定でアウディも参戦する。

 イートロンはスポーツタイプ多目的車(SUV)で、日本での価格は未定。1千万円近くになることが想定される。ノアック氏は「日本でEV普及をけん引できるとは思わないが、一定のインパクトを与えられると思う」と期待を示した。

 アウディの2019年の国内販売台数は、新型車の投入遅れなどが響き前年比8・5%減の2万4222台だった。ノアック氏は、20年はEV以外の新型車も続々と導入し「2桁成長を目指す」と語った。

 7日には日本初展開となる都市型ショールーム「アウディシティ紀尾井町」を東京都千代田区にオープンする。仮想現実(VR)で乗車体験ができるコーナーなどを設け反転攻勢をかける。

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