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レクサス、25年までに電動車10モデル 環境意識に対応

[ 2021年3月30日 20:24 ]

トヨタ自動車の高級ブランド「レクサス」のEVの試作車「LF―Zエレクトリファイド」
Photo By 共同

 トヨタ自動車は30日、高級ブランド「レクサス」に関し、2025年までに、電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などの電動車を新たに10モデル以上発売する方針を発表した。電動車のラインアップを増やすことで環境意識の高まりに対応し、需要の取り込みを図る。

 今回の電動化戦略の公表に併せて、最新技術を盛り込んだEVの試作車「LF―Zエレクトリファイド」をお披露目した。路面状況などに応じて適切な走行ができるように、駆動方式を変更する新技術を搭載。人工知能(AI)を使ったナビゲーションや、スマートフォンで鍵の開け閉めができる機能も備えた。

 また、24年3月には愛知県豊田市の研究施設にレクサスの開発、企画部門が集まる拠点を開設する。他社の社員も招き、連携を促す。

 トヨタは25年までにレクサスの電動車の販売比率を50%以上にする目標を掲げている。20年の電動車の比率は33%だった。

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