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マツダ、東京モーターショーで次世代エンジン車を初公開

[ 2017年10月10日 18:20 ]

マツダが東京モーターショーで初公開する、次世代エンジンを搭載したコンセプトカーのイメージ(同社提供)
Photo By 共同

 マツダは10日、今月27日から開催される東京モーターショーで、次世代エンジン「スカイアクティブ・エックス」を搭載したコンセプトカーを世界初公開すると発表した。燃費性能が現行モデルと比べて最大30%程度改善し、加速性能も高めた。

 小飼雅道社長はマツダの試験場がある山口県美祢市で記者団の取材に応じ、次世代エンジンについて「まだブランド力に課題があるので、良い商品を投入して評価を広げていきたい」と話した。2019年に市販車に載せる予定だ。幅広い車種に採用し、販売拡大につなげる。

 初公開するコンセプトカーは先進的な外観に加え、シートの形状や車体の構造を工夫した。長時間の運転でも疲れにくい強みも打ち出して、今後の車づくりの方向性を示す。

 マツダは10日、美祢市で報道陣向けに次世代エンジンを搭載した試作車の試乗会を開いた。上り坂でも力強く進み、高速で走っている時も車内の騒音が少ない。急なカーブを曲がったり、急ブレーキを踏んだりしても体の揺れは少なく、開発担当者は「安全な運転にもつながる」と利点を説明した。

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