VW 「シロッコ」20年ぶり復活

[ 2009年5月25日 18:31 ]

フォルクスワーゲン(VW)グループジャパンが発売したクーペ「シロッコ」

 フォルクスワーゲン(VW)グループジャパン(愛知県豊橋市)は25日、日本で約20年ぶりの復活となるスポーティーな外観のクーペ「シロッコ」を売り出した。40―50代の男性らの購入を想定し、販売が低迷する中、巻き返しを狙う。

 シロッコは全長約4・26メートル、全幅1・81メートルと主力車「ゴルフ」よりやや大きいが、全高を1・42メートルに抑えた。エンジンは最高出力160馬力の排気量1400CC、200馬力の2000CCの二種類を用意し、優れた走行性能を発揮しながらガソリン1リットル当たりの走行距離はそれぞれ15・8キロ、13・2キロと低燃費なのも特色だ。
 車両価格は1400CCの「TSI」が392万円、2000CCの「2・0TSI」は447万円。年間2000台の販売を目指す。
 また同社は、シロッコやゴルフなどの主力車種で、4月に始まった低公害車の取得税、重量税が軽減される優遇税制などの適合を目指すことを明らかにした。

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2009年5月25日のニュース