トヨタ次期社長は87位 次は…/ニュル24時間

[ 2009年5月25日 09:29 ]

 ドイツ西部で24日まで開かれた国際自動車レース「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」本戦で完走したトヨタ自動車の豊田章男次期社長は同日、170台中の87位となったことについて「悔しさをばねに(今後も)がんばりたい」と述べた。

 章男氏は「私はともかく(トヨタチームとして)挑戦を続けたい。こうしたことは一企業だけでなく、日本の国を強くする」と、レース参加が自動車文化の振興につながると力説。トヨタはF1の出場維持も打ち出しており、不況下でも「車の楽しさ」を世界にアピールしていく考え。章男氏自身がドライバーとして出場を続けるかは、事故などを懸念し社内に慎重論もあることから、未定としている。
 本戦では参加した170台中、完走できたのは118台にとどまった。トヨタから参加した3台のうち1台は途中でリタイア。章男氏の乗った車もトラブルのため大幅な遅れを余儀なくされた。(共同)

続きを表示

2009年5月25日のニュース