アマ6冠の片岡雷斗が衝撃プロデビュー 日本ランカー翻弄し6回TKO勝ち「最高の試合」試合中には笑顔も
ボクシングライトフライ級6回戦 片岡雷斗《TKO6回1分15秒》大橋波月 ( 2026年3月24日 東京・後楽園ホール )
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アマチュア6冠の「ザ・サンダー」片岡雷斗(19=大橋)がプロデビュー戦で日本ライトフライ級6位の大橋波月(27=湘南龍拳)に6回TKO勝ちした。
軽量級のホープが衝撃の初陣を飾った。初回からスピードを生かした攻撃で日本ランカーの大橋を圧倒すると、2回には高速ジャブからのワンツーでダウン寸前まで追い込んだ。
圧巻は5回。大橋にプレッシャーをかけられ、コーナーに追い込まれたが巧みなボディーワークで一瞬で入れ替わると、大橋にロープを背負わせて連打。最終6回には相手をメッタ打ちにしてレフェリーストップに持ち込んだ。
デビュー戦で日本ランカーを圧倒した片岡は「プロの舞台が華やかで好き。ライトが最高に楽しかった」と初勝利の余韻に浸りながら「大橋選手のプロの気持ちや技術が凄かった。あそこまでの気迫を感じたのはボクシング通じて初めて」と汗を拭いながら「僕は初めてのことが好き。初めての経験ができたことは良かった。とても最高の試合になった」と笑みを広げた。
アマ戦績57勝31RSC1敗を誇り、昨年12月にプロ転向。所属ジムの大橋秀行会長(61)が「複数階級いける」と大絶賛する逸材。スピードとパンチ力を武器とし、名前が雷斗であることから「ザ・サンダー」と命名された。試合中には笑みを見せ「やべー。笑っているとアンチが湧いちゃいそう」と話す余裕も見せた逸材。いきなり日本ランカーとの一戦に「自分に期待してくれている感覚。大橋会長に組んでもらった試合は全部圧勝して勝ちたい」と“ビッグマウス”もさく裂させた。
次戦は未定だがプロ転向予定の弟・叶夢(習志野高3年)のデビュー戦との競演を熱望。「夢と希望を与えられるかっこいいボクサーになりたい。今日の試合?まあ、与えたってことにしておきましょう!」と茶目っ気たっぷりに話した19歳。憧れの同門の大先輩・世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)が見守る中、世界複数階級制覇を見据える軽量級のホープがまずは第一歩を踏み出した。
◇片岡 雷斗(かたおか・らいと)2006年(平18)7月112日生まれ、千葉県佐倉市出身の19歳。格闘技経験のある父・圭さんの影響で幼稚園からキックボクシングを始め、小4年からボクシングに転向。進学した千葉・習志野高では1年で総体と選抜、2年で国体を制覇するなど高校5冠を達成。23年アジア・ユース選手権51キロ級で優勝した。アマ戦績は58戦57勝(31RSC)1敗。25年12月にB級(6回戦)プロテストに合格。男5人、女2人の7人きょうだいの3男。1メートル62の右ボクサーファイター。
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