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井上尚弥「格の違いを見せて勝つ」 正式決定!世紀の一戦「THE DAY」5・2東京D

[ 2026年3月7日 05:30 ]

世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチ   統一王者・井上尚弥 《12回戦》 WBA1位・WBC1位・WBO1位・中谷潤人 ( 2026年5月2日    東京ドーム )

握手する井上尚(左)と中谷(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)と前WBC&IBF統一世界バンタム級王者の中谷潤人(28=M・T)が5月2日に東京ドームで対戦することが6日、正式発表された。パウンド・フォー・パウンド(PFP=全階級を通じた最強ランキング)で井上が2位、中谷が7位に位置する無敗同士の対決。「THE DAY やがて、伝説と呼ばれる日」と銘打たれた興行で日本人同士の“世紀の一戦”がついに実現する。

 日本が、世界が待ち望んだビッグマッチだ。この日、都内で行われた会見には約200人の報道陣と約20台のテレビカメラが並んだ。井上は対戦相手の中谷に自ら右手を差し出すと、がっちりと握手。一瞬笑顔を見せるも、すぐに表情を引き締め「守る気持ちは一切ない。中谷潤人を倒すために5月2日、全力でぶつかる」と宣言した。男子史上最多を更新する7度目の4団体王座同時防衛へ、力強く決意を述べた。

 昨年3月の年間表彰式で対戦を呼びかけてから約1年。ともに無敗で対戦を実現させた。23年5月のネリ戦以来、2度目の東京ドーム決戦。「歴史的瞬間を必ず見てほしい」。4万超の観衆を沸かせたモンスターが再び列島を熱狂させる。

 日本人対決は、スーパーフライ級時代の16年12月の河野公平(ワタナベ)戦以来。湧き上がる高揚感を「試合2カ月前でこの状態は初めて」と表現する。世間では“中谷なら井上を倒せる”という意見もあるが「ちょっと待てよ」と苦笑いを浮かべながら、「自分のキャリアを見て(その意見が出ることは)なめられている。やってきたことは違うよ、と。格の違いを見せて勝つ」と強調。英ウィリアムヒルのオッズは井上勝利に1・33倍、中谷勝利に3・3倍と大差ではないが、リングでは圧倒的な差を見せつけるつもりだ。

 スーパーバンタム級集大成と位置づける中谷戦をクリアすれば、フェザー級での世界5階級制覇を見据える。「歴史的な一日になると思うが、自分のキャリアでは一つの通過点」とモンスター。まだまだ高みを目指す32歳は、世代交代を許すつもりはさらさらない。

 【日本人対決名勝負】
 ☆薬師寺保栄―辰吉丈一郎(94年12月) 舌戦や億超えのファイトマネーで国民的関心を集めた一戦。WBCバンタム級王者・薬師寺が判定勝ち。
 ☆畑山隆則―坂本博之(00年10月) WBAライト級王者・畑山が壮絶な打撃戦で坂本に10回KO勝ち。
 ☆堤聖也―比嘉大吾(25年2月) WBAバンタム級王者・堤がドローで防衛成功。互いにダウンを奪った9回は米老舗専門誌「ザ・リング」年間最高ラウンドに選出。

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