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平岡アンディ 世界初挑戦で日本勢34年ぶり王座奪取ならず 王者ラッセルに判定負け 痛恨ローブロー減点

[ 2026年2月22日 13:59 ]

プロボクシングWBA世界スーパーライト級タイトルマッチ12回戦   王者ゲーリー・アントゥアン・ラッセル(米国)《○判定●》 同級1位・平岡アンディ ( 2026年2月21日    米ネバダ州ラスベガス Tモバイル・アリーナ )

王者ラッセル(右)に挑んだ平岡アンディ(AP)
Photo By AP

 WBA世界スーパーライト級1位・平岡アンディ(29=大橋)が同級王者ゲーリー・アントゥアン・ラッセル(29=米国)に0―3判定で敗れ、同階級の日本ジム所属選手としては約34年ぶり4人目の世界王座奪取を逃した。

 平岡が敵地で快挙を成し遂げることはできなかった。サウスポー同士の一戦は、平岡が序盤は長いリーチを生かして距離を取って試合を進め、3回にはロープ際で猛攻を受けるも、カウンターの左を打ち込むなど応戦。5回には右フックを被弾しヒヤリとさせられる場面もあったが、7回には接近戦でボディーへの攻勢を強め活路を見いだしダメージを蓄積させたが、10回には相次ぐローブローで減点を食らう厳しい展開に。最終12回は足を止めて打ち合うも、僅差判定(117―110、116―111×2)で競り負けた。

 世界初挑戦前には相次ぐアクシデントに見舞われた。当初は昨年11月に米フロリダ州マイアミでラッセルに挑戦予定だったが、メインで試合を行う予定だった世界3階級制覇王者ジャーボンテ・“タンク”・デービス(米国)が元交際相手へのDVなどで訴訟を起こされたため、興行自体が延期に。仕切り直しとなっていた一戦直前にもビザ取得が遅れ、計量前日に現地入りする「ドタバタ渡米」となるなど、数々のトラブルが少なからず影響したはずだ。

 昨年5月にはIBF世界ライト級挑戦者決定戦で元日本同級王者の三代大訓(横浜光)が5回TKO負けし、同6月には元東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者の佐々木尽(八王子中屋)が世界初挑戦でWBO王者ブライアン・ノーマン(米国)に5回KO負け。国内の中量級選手が壁に跳ね返されてきた難関で、平岡が歴史に名を刻むことはできなかった。

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