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元プロレスラーの安田忠夫さんが死去 62歳 大相撲、総合でも活躍した“借金王”

[ 2026年2月10日 17:48 ]

02年に新日本プロレスのIWGPヘビー級王座に輝いた安田忠夫さん
Photo By スポニチ

 大相撲、プロレス、総合格闘技で活躍し“借金王”の愛称で親しまれた安田忠夫(やすだ・ただお)さんが8日に死去したことが分かった。62歳だった。東京都出身。10日、新日本プロレスが発表した。

 新日本プロレスは公式サイトで安田さんの訃報を伝えると、活躍を振り返り「謹んで、安田忠夫さんのご冥福をお祈りいたします」としのんだ。

 どこか憎めない人柄で多くの人々に愛された男は、最後まで波乱万丈の人生だった。

 安田さんは中学3年生の時に大相撲の九重部屋に入門し、小結まで登り詰めたが、92年5月場所を最後に28歳で力士を廃業。新日本プロレスに入門しプロレスラーに転向した。しかし私生活では“借金王”と呼ばれるほどの根っからのギャンブル好きが災いし、家族と離縁するきっかけにもなった。

 そんな中、救いの手を差し伸べたのがアントニオ猪木さんだった。01年3月の「PRIDE.13」で総合格闘家デビューすると、元K-1ファイターの佐竹雅昭から判定勝利。同年大みそかの「INOKI BOM-BA-YE 2001」では、K-1で“無冠の帝王”と呼ばれたジェロム・レ・バンナと総合格闘技ルールで対戦し、2Rギロチンチョークで締め落として大金星を挙げた。試合後に一人娘を肩車する姿は、お茶の間に大きな感動を与えた。

 02年2月には第30代IWGPヘビー級王座に輝いた。11年2月に引退興行を開催。オープニングマッチで曙さんと対戦。セミファイナルでは大谷晋二郎とタッグを組んで、高山善廣、鈴木みのる組と対戦。メインイベントでは天龍源一郎と対戦する1日3試合をこなした。最後は天龍の足四の字固めでセコンドからタオルが投入され、TKO負け。現役を引退した。引退後は、芸能活動を行うなど職を転々としていた。

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