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井上尚弥がWBCの年間最優秀選手に選出 年間4度の防衛「驚異的」 父・真吾氏は最優秀トレーナー賞

[ 2026年1月21日 12:55 ]

井上尚弥(中央)と父・真吾トレーナー(右)。左は大橋秀行会長
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 WBC(世界ボクシング評議会)は20日(日本時間21日)、2025年の男子年間最優秀選手(ファイター・オブ・ジ・イヤー)に世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)を選出したと発表した。WBCが承認した試合を対象に選ばれたもので、井上は22、23年に次いで2年ぶり3度目の受賞となった。

 井上は25年、1月に金芸俊(韓国)、5月に米ラスベガスでラモン・カルデナス(米国)、9月にムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)、12月にサウジアラビア・リヤドでアラン・ピカソ(メキシコ)の挑戦を受け、史上初の4団体王座の年間4度の防衛に成功した。

 自身2度目の年間4試合をこなした井上に対し、WBCは公式サイトで「日本の“モンスター”は2025年、歴史的かつ精力的な活躍を見せた。不動の地位を維持しただけでなく、リングに4回も上がった。これは、現代における彼のような実力を持つチャンピオンとしては驚異的な頻度。彼の絶対的な支配力とスキルは、パウンド・フォー・パウンド・ランキングの頂点の座を揺るぎなくしている」と称讃した。

 また、年間最優秀トレーナーには、井上とWBC世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)の父、井上真吾トレーナーが選ばれた。女子年間最優秀選手に選出された世界女子フライ級4団体統一王者ガブリエラ・フンドラ(米国)の父、フレディ・フンドラ・トレーナー氏と2人での受賞。WBCは「完璧な指導で井上尚弥と拓真のキャリアを導き、日本ボクシングの優秀さを示し“王朝”を維持した功績に対して」と説明した。

 なお、年間最高試合は昨年9月13日、WBC世界スーパーミドル級暫定王者クリスチャン・エンビリ(フランス)がレスター・マルティネス(グアテマラ)と引き分けた一戦、年間最高KO試合には当時の世界ヘビー級4団体統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がダニエル・デュボワ(英国)を5回KOした同7月19日の防衛戦が選ばれた。カムバック賞には同7月19日、約4年ぶりの復帰戦でWBC世界ウエルター級王者マリオ・バリオス(米国)と引き分けた元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)が選ばれた。

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