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新日本プロレスが2月に「オーケストラマッチ」京フィルが入場曲演奏 真壁刀義「歓声で勝負する」

[ 2025年12月15日 18:55 ]

2月13日の京フィルとの「オーケストラマッチ」の展望を語る新日本プロレスの真壁刀義
Photo By スポニチ

 新日本プロレスが2月13日に新たな挑戦に打って出る。相手は京フィル約50人編成のオーケストラ。「プロレスと音の融合」と題された「オーケストラマッチ」がロームシアター京都メインホールで行われる。15日は最初に入場する真壁刀義が新機軸のイベントの意義を大阪市内で語った。

 「オーケストラマッチ」と謳っているが、ステージでプロレスは行われない。1月4日に引退する棚橋弘至を始め真壁、本間朋晃、天山広吉、マスター・ワト、ウルフアロンの6選手がオーケストラが奏でる入場曲で登場する。真壁は「プロレスラーのことを好きになるとファンは入場曲を聴いて興奮するようになるんですよ。そんな入場曲をオーケストラでやるってことが、僕正直ね、想像つかないんですよ」と興奮気味に話す。

 「オーケストラの生の迫力って凄いってよく言うじゃない?テレビやCDを通しちゃうと音が落ちるって。まさにその通りで、プロレスもテレビで流している迫力って10分の1くらいなんですよ。リングでの息遣い、肉と肉が当たる音…聞いたことないですよね?そんないい意味の雑音がオーケストラでも感じられる」と生じゃないと感じられない醍醐味を持つ“相互関係”があることから、真壁はプロレスとオーケストラの対決が可能だと見ている。

 真壁は6人の最初に入場する。「(入場曲の)“移民の歌”は亡きブルーザ・ブロディを完全に盗もうとした一方的な僕の気持ちで使わせてもらった」。レッド・ツェッペリンの名曲だが、試合では布袋寅泰がカバーした「IMMIGANT SONG」で登場している。「ツェッペリンの曲では時代もレスラーも変わらない。布袋さんの曲は今の時代に合ったリミックスをされている。じゃあ、今のソロに使おう。勝負ですよね」と勝負曲の意味を解説した。「オーケストラで入場曲ってものを聞いて、こんなにすげぇんだなっていうのを目の当たりにしたいですね」と目を輝かせた。

 入場は客席の花道を通る。「選手が入場した時はデカい声を出して日頃のストレスを発散してほしい。オーケストラだと声出してはいけない”お行儀”がついているかなと思うんですけど、オーケストラの音が人の声に負けるわけないから、みんな声を出していいじゃないですか。オーケストラの音と観客の歓声のマッチ(対決)かもね」と笑った。それこそが新日本プロレスが京フィルと勝負する意味だ。

 それぞれの選手が音楽でオーケストラに挑む企画も用意されており、真壁はピアノ演奏を披露する予定。聴衆の反応次第では棚橋の“エアバイロリン・ソロ”が見られるかもしれない。「棚橋は1・4の東京ドームで引退した後で公の場所での仕事としてはもってこいですし、ウルフアロンもデビューを過ぎての初めての“ビッグマッチ”。13日のこのイベントの前に11日に府立(エディオンアリーナ大阪)で興行があるから、それを見てから来てくれて僕たちを称賛してくれたら一番ありがたいなぁ。お客さん入っているのを見たらアドレナリンが回った天山が暴れるかもしれない。ワトが止める?僕が殴る?それが面白いんじゃないかと思います」と真壁。音楽興行にはありえないハプニングの予感を漂わせて親日ワールドに引き込んでいた。

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