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原田周大“同門”尚弥のステップ参考に3年ぶり全日本Vで3階級制覇 28年ロス五輪へ「金獲ります」

[ 2025年11月30日 19:33 ]

ボクシング全日本選手権決勝 ( 2025年11月30日    東京・ひがしんアリーナ )

全日本選手権を制した原田
Photo By スポニチ

 各階級の決勝が行われ、男子ライト級は24年パリ五輪57キロ級代表の原田周大(大橋)が中山鉱一(駒大)に5―0判定勝ちし、3年ぶりの全日本制覇を果たした。

 1回からタイミング抜群の左ジャブで主導権を握ると、2回からはさらにペースを強め中山を圧倒。3回にはバッティングで左眉上をカットし途中採点での決着となったが「止められるとは思わなかったが(あのまま)やっていても自分がポイントを取っていた。何ならもっとポイント差あって終わっていたのかな。スタミナも切れてなかったし相手のパターンも見えた」と貫禄たっぷり。バンタム級を制した21年、22年のフェザー級に続く3度目の優勝を成し遂げた。

 昨年末から世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)らが所属する大橋ジムとサポート契約を結び、同ジムの所属選手として活動。「プロジムにいるからこそ、新しい技術を聞ける」と日々の成長につなげている。過去には井上のスパーリング相手を務めたこともあり「尚弥さんのステップは本当に芸術。“これができるようになったらなあ”と。ジャブもワンツーも一切、気を抜かずに打っていて集中力が凄い。勉強になることばかり」と目を輝せる。この日は沈みながら素早い動きでパンチを出す、尚弥のステップを参考にしたことを明かした。

 28年のロサンゼルス五輪に向けては五輪階級となる60キロ級で挑むと宣言。4月に行われた日本代表決定戦(ボックスオフ)には男子55キロ級で出場も、24年フライ級全日本王者の山口瑠(駒大)に完敗。「55キロ級では瑠くんには勝てません」と笑いながら、リベンジの思いを封印して五輪出場を目指すことを宣言。それでも週2回のフィジカルトレーニングの成果もあり「自分の体が強いと感じた。全然戦えると実感したので、あとは身長差をどう対処するか」と話し、約2年半後の大一番へ「金メダルを獲ります」と高らかに宣言した。

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