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“ハマのタイソン”田中空が5連続KOでV1 佐々木尽がリングインで対戦アピール

[ 2025年10月21日 23:32 ]

プロボクシング東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ10回戦 田中空(大橋)《TKO6回2分13秒》坂井祥紀(横浜光) ( 2025年10月21日    東京・後楽園ホール )

6回TKO勝ちした田中空(右)との来年の対戦をアピールした佐々木
Photo By スポニチ

 東洋太平洋ウエルター級王者・田中空(24=大橋)が挑戦者で同級3位の坂井祥紀(34=横浜光)に6回TKO勝ち。デビューから5連続KO勝利のパーフェクトレコードを継続させ、初防衛に成功した。

 初回からプレスをかけ続けると、アッパーにフックと多彩な左で優勢に進めた。左右の強烈なボディーで相手の動きを止め、4回には有効打で相手の左目上を切り裂くと、6回途中にレフェリーが試合続行不可能と判断した。5回終了後の公開採点ではジャッジ3人がフルマークで田中を支持。KO負けのない元日本同級王者からのTKO勝ちで初防衛に成功し「芯に当てさせないディフェンスが凄くうまくて強かった」と汗を拭いながら「ディフェンスを練習してきた。いつもよりパンチをもらわなかったことはよかった」と新スタイルに手応えを示した。

 勝利インタビュー後には元東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者の佐々木尽(24=八王子中屋)がリングイン。「来年田中選手に挑戦させていただきたい。待ってろ田中空!」と決めぜりふをアレンジして対戦をアピール。これには田中も「尽君とできるくらいのレベルまで上がったのかな」と笑顔。今年6月にWBO王者ブライアン・ノーマン(24=米国)に5回KO負けも、世界挑戦経験のある相手との対戦を歓迎した。

 所属ジムの大橋秀行会長(60)は「必然的にやると思う」と実現に前向き。時期については「来年みんなが臨む試合で…」と世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)と前WBC&IBF世界バンタム級統一王者・中谷潤人(27=M・T)が激突する計画が進められている“東京ドーム決戦”の前座での実施を示唆した。

 また同会長はこの日の田中のディフェンス技術を絶賛。「ディフェンス一本で全ラウンドをとった。よかった」と称讃すると「あれも井上のアフマダリエフ戦が影響している。いい効果」と9月14日に最強挑戦者を華麗なアウトボクシングで完封した“モンスター効果”を口にしていた。

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