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東洋太平洋王者・横山葵海 V1もディフェンス反省「これでは世界とは言えない」 初挑戦・馬場は及ばず

[ 2025年8月19日 22:35 ]

プロボクシング東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦   王者・横山葵海《○判定●》同級14位・馬場龍生 ( 2025年8月19日    東京・後楽園ホール )

初防衛に成功した横山
Photo By スポニチ

 東洋太平洋スーパーフライ級王者・横山葵海(24=ワタナベ)が同級14位・馬場龍成(29=EBISU K’s BOX)に3―0判定勝ちで初防衛に成功した。戦績は横山が4戦4勝1KO、馬場は8戦4勝1KO3敗1分け。

 横山は初回から多彩な左ジャブで主導権を握った。中盤以降は相手の右フックを被弾し苦戦する場面もあったが、強烈なワンツーや素早いステップインを武器に、ジャッジ3者が2点差をつける僅差判定勝利を上げた。2日の興行で起こったリング禍への対策として10回戦への短縮となった東洋太平洋タイトル戦。「問題はなかった」と振り返りながらも「判定僅差で勝っているようではダメ。これでは世界とはまだ言えない。ただ運が良かっただけ」と自己評価は厳しめ。左目下を大きく腫らし、「リードを出すときにガードが下がってしまった。どちらもできないと上には行けない」と反省の弁が口をついた。

 3月に行われたプロ3戦目で、前東洋太平洋フェザー王者・堤駿斗(志成)と並ぶ、国内最速タイ記録で同王座を獲得。当初は日本男子最速となる4戦目での世界挑戦計画も浮上していたが、所属ジムの渡辺均会長は「横山のパワーは抜群。それを生かすためのディフェンスを磨いてから(世界に)挑戦させたい。慌てないこと」とじっくりと経験を積ませる意向を明かした。

 これまでワタナベジムをけん引してきた、元世界2階級制覇王者京口紘人や前WBC世界ミニマム級王者・重岡優大が相次いで現役引退を表明。横山は「偉大な先輩方がいなくなってしまって落ち込むが、自分だけではなく、ジム全体で活気を出していきたい」と底上げを誓った。

 対するタイトル初挑戦の馬場はジム移籍2戦目で決まった大一番だったが、あと一歩及ばなかった。

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