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“鉄の拳”中野幹士 ベガス戦以来の一戦へ思わぬ悩み「スピードが違い過ぎて…」尚弥と約1カ月スパー実施

[ 2025年8月1日 15:29 ]

プロボクシング128ポンド(約58・05キロ)契約10回戦   中野幹士(帝拳)<10回戦>ジン・アグアン(フィリピン) ( 2025年8月2日    東京・後楽園ホール )

計量をパスした中野(左)
Photo By スポニチ

 東洋太平洋フェザー級王者でWBA世界同級6位の中野幹士(30=帝拳)が1日、都内でプロ14戦目の前日計量に臨み、57・9キロでパスした。ジン・アグアン(32=フィリピン)とのノンタイトル戦へ「いい勝ち方をしたい。期待に応えられる試合ができれば」と意気込んだ。

 プロデビューから13連勝(12KO)で“鉄の拳”の愛称を持つ中野は、5月5日に米ラスベガスで行われた世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)の防衛戦のアンダーカードに出場して以来の一戦。米デビュー戦ではペドロ・マルケス(30=プエルトリコ)から5度のダウンを奪う4回1分58秒のTKO勝ちで世界挑戦をアピールした。「大きい会場でやれて、他の選手ができない経験ができたのかな」と本場の空気に触れ、自身の成長につなげた。

 また、9月14日にWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)との防衛戦を控える井上とは、先月から約1カ月スパーリングパートナーを務めた。消化した約20ラウンドを振り返り「一人のボクサーとして悔しかった。もっとやってやりたいという気持ちもあった。早く追いつきたい」と世界トップレベルに感じた差に悔しさをにじませながらも「凄いレベルにいる。攻撃の幅も、バランスも崩れない。打ち終わりも隙が無いし全部が凄かった。いろんな面で勉強になった」と前向きに捉えた。

 世界ランキングはWBC6位、IBF8位、WBO10位、WBA11位。年内の世界挑戦も視野に入れ「年末に強い相手とできたら。そこに向けて弾みを付けられるようにしたい」と次戦への意気込みを示しながらも「次の相手と(井上の)スピードが違い過ぎて(逆に)反応できるのか心配な部分はある」と思わぬ悩みを明かした。

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