寺地拳四朗 L字ガード導入の新スタイルでディフェンス手応え 快勝なら次々戦はSフライ級&サウジ進出も
プロボクシング U-NEXT BOXING.3 WBA&WBC世界フライ級タイトルマッチ 王者・寺地拳四朗(BMB)《12回戦》リカルド・サンドバル(米国) ( 2025年7月30日 横浜BUNTAI )
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WBA&WBC世界フライ級統一王者の寺地拳四朗(33=BMB)が16日、WBA同級3位、WBC同級2位リカルド・サンドバル(26=米国、26勝18KO2敗)戦へ向け、練習拠点とする都内の三迫ジムで練習を公開。サンドバッグ打ちなどを3ラウンド披露した。
寺地がこれまで以上の滑らかな動きを見せた。シャドーボクシングでは小刻みに頭の位置を動かし、加藤健太トレーナーとのスティックミットを使った練習では慎重に距離を測りながら、素早いステップを披露した。「前まで頭の位置は変えなかったが、足の動きに頭がついてくれば(パンチを)もらいにくくなる。相手に標的を絞らせないため」とWBC王座2度目、WBA王座は初防衛に向け“新スタイル”の習得に手応え。「なるべく安心できる試合になればと思う。ヒヤヒヤさせずに勝ちたい」とこれまで見せてきた“激闘型”からの脱却に自信を示した。
課題のディフェンス面を強化するため、5月には約1週間、米ロサンゼルスで合宿を行い、WBC&IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(27=M・T)が師事するルディ・エルナンデス・トレーナーの指導を受けた。相手のパンチをさばく際、これまで顔の後ろまで引いていた右手を今回から顎の前で固定することでダメージを最小限に抑える。左腕をLの字に立てて体に引きつける「L字ガード」も取り入れ、約2カ月で150回消化したスパーリングでは「被弾が少なくなった。意識はしなくても、体に染みついてきた」と弱点克服に確かな手応えを得た。
フライ級ラストマッチの可能性も口にした。父の寺地永会長は「そろそろ集大成に近づいている。そのためにも快勝してくれたら上にも上げやすい」とスーパーフライ級も視野に入れていることを明言。かねて標的とするWBC世界同級王者ジェシー・“バム”・ロドリゲス(25=米国、帝拳)は19日にWBO世界同級王者プメレレ・カフ(30=南アフリカ)との王座統一戦に臨み、11月にサウジアラビアでWBA世界同級王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)戦も内定。流動的な要素も多いが「希望はタイミングよく上げられたら。とりあえず今回の試合にしっかり勝つこと」と上の階級での戦いも見据えている。
また、サウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官は、12月27日に世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)とWBC世界同級1位アラン・ピカソ(24=メキシコ)との防衛戦をサウジで計画している。日本対メキシコによる対抗戦になる可能性も報じられ、寺地が参戦する可能性も浮上する。「名前が挙がるのはありがたい。やってみたい気持ちもあるので、呼んでもらえるならうれしい」と初の海外進出のためにも、快勝での防衛を誓った。
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