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統一王者・中谷潤人 Sバンタム転級初戦で対戦が浮上のカルデナスは「強いと思う。心躍る選手とやりたい」

[ 2025年7月5日 13:54 ]

「称讃の楯」を手に笑顔の中谷(右)と本村市長
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBC&IBF世界バンタム級統一王者・中谷潤人(27=M・T)が5日、地元の相模原市役所を訪れ、自身初の王座統一を報告した。6月8日に東京・有明コロシアムで行われたバンタム級王座統一戦で、前IBF王者・西田凌佑(28=六島)の棄権により6回終了TKO勝ち。プロデビューから31連勝(24KO)としてWBC王座4度目の防衛と自身初の王座統一に成功した。

 同一戦で獲得したIBFベルトと、米老舗専門誌ザ・リング認定のバンタム級チャンピオンベルトはまだ届いていないため、この日はWBCベルトのみを持参。中谷が姿を見せると集まった200人のファンから大声援が起こり「たくさんの方にお集まりいただいて凄く幸せ。フライ級時代から統一戦をしたいと言っていて、その思いをバンタム級で成し遂げることができた」と笑顔で報告した。この日、相模原市の「ホームタウンアスリート」に再認定されることも決定。“ジュントコール”が巻き起こる中、笑顔のシャドーボクシングで応えた。

 質問コーナーで今後について言及。「ボクシングを始めた頃から強さを求めることは変わらない。強いと言われている人たちを戦って強さを追い求めていきたい」と歩みを止めるつもりはない。来年5月に東京ドームでの対戦が内定する、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)戦に備え、次戦ではスーパーバンタム級へ転級することが濃厚。「いろいろな選択肢がある中で、まだ半々くらい。後はタイミング」と思いを明かす。転級した場合の次戦ではWBA同級1位ラモン・カルデナス(29=米国)も相手候補に浮上。5月の米ラスベガス戦で、井上から2回に左フックでダウンを奪うなど大健闘を見せた“難敵”について「もちろん強いと言われている選手で、僕自身も強いと思える選手。心躍る、やりたいと思える選手とやりたい」と対戦に前向きだ。

 また、サウジアラビア総合娯楽庁のトゥルキ・アラルシク長官は12月27日に「リヤド・シーズン」のメインイベントで井上―ピカソ戦を計画していることを明かしており、同興行に中谷が参戦する可能性も浮上。これには「世界から求められているのを感じているし、それが世界チャンピオンのあるべき姿。引き続きそう思ってもらえるようにしたい」とラブコールを歓迎した。

 次戦は未定だがすでにジムワークを再開。来年5月の東京ドーム決戦まで10カ月を切った中「一つ大きなポイントになる試合。その前にも試合があるので一戦一戦大切にやっていきたい」と気を引き締めた。

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