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堤聖也 ロッキー流で友人を挑発「比嘉大吾の最後の試合」「彼の人生をつぶす」24日に初防衛戦

[ 2025年2月15日 05:30 ]

WBA世界バンタム級タイトルマッチ   王者・堤聖也《12回戦》同級4位・比嘉大吾 ( 2025年2月24日    有明アリーナ )

<堤聖也・練習公開>映画「ロッキー」のようにグレーのジャージとニット帽姿で練習を公開した堤 (撮影・村上 大輔)
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 WBA世界バンタム級王者・堤聖也が14日、練習拠点とする都内のDANGAN GYMで練習を公開した。人気映画の「ロッキー」を装ったスタイルで登場し、同学年でプライベートでも交流がある挑戦者の元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾を強烈なメッセージで挑発。勝って引導を渡すことを宣言した。

 紺のニット帽を浅くかぶった堤は、上下スエットに黒のコンバースのスニーカーを履いてリングに上がった。映画「ロッキー」の主人公、シルベスター・スタローンのスタイルを完コピし「動きづらいっす」と笑いながらも、軽快にパンチを繰り出す。映画は全シリーズ観賞。「勝負に懸けるメンタル」を学び、“ロッキー魂”で初防衛戦に臨む構えだ。

 この日は比嘉陣営の野木丈司トレーナーが視察する中、構えをスイッチさせながらシャドーボクシングとサンドバッグ打ちを1ラウンドずつ披露。「野木さんもいるし、映像も外に出る。何も気にせず普通に確認をした」とけむに巻きながら、次戦は「比嘉大吾の最後の試合だと思っている。僕が王者として価値を上げていく試合」と強調した。

 同学年の比嘉とは20年10月のノンタイトル戦で引き分けて以来の再戦。高校時代から友人で、自身が前WBA世界同級王者・井上拓真(大橋)に判定勝ちし、世界王座を獲得した昨年10月の試合後も食事に行った間柄だ。「一番勢いある時も、どん底も見ている」と思いやりながら、対戦が決まった昨年末から連絡を絶ち、この日は「今回僕が彼の人生をつぶすにあたっては全く別のこと。あの局面の人間はもうボクシング終わりでしょ、これで」と痛烈なメッセージを突きつけた。

 「ベルトを守ろうという感覚で臨んだらやられる。僕が巻き起こすサイクロンのようなボクシングを見せたい」。私情を捨て、全力で友人のボクシング人生に終止符を打つ。 (伊東 慶久)

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