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畑中建人が8月に半年間スライドの初防衛戦 1月末に痛めた右足首は回復

[ 2024年6月6日 15:43 ]

畑中ジムの(左から)畑中清詞会長、WBOアジアパシフィック・フライ級王者の畑中建人
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 プロボクシングWBOアジアパシフィック・フライ級王者の畑中建人(26=畑中)が6日、名古屋市北区の所属ジムで会見し、8月12日に名古屋国際会議場で初防衛戦に臨むと発表した。相手は同級2位で戦績23勝(14KO)1敗のタナンチャイ・チャルンパック(24=タイ)。畑中の戦績は15勝(10KO)。この試合は当初2月12日に予定された。直前の1月31日に畑中がロードワーク中に右足首をひねって転倒した際に負傷し、延期されていた。

 「(試合予定が)スライドすることになり、いろんな方に迷惑をかけた。足は順調に治った。8月なら気持ちに余裕がある。自分はチャンピオンだけど、世界ランクは向こうが上。慌てず冷静に戦いたい」

 負傷は右距骨(くるぶし)の骨挫傷のほか「じん帯も伸びていた」という。3月にリハビリ開始し、同月半ばからジムで軽く体を動かし始めた。ケガが治るまで追い込んで練習できないぶん、新たな発見があった。「遊び心を持ちながらやれている。以前は余裕がなくてガードを固めて間合いを詰めるだけだった。今は体を大きく使って、いろんなパンチを出せる」。“ケガの功名”でボクシングの幅を広げた手応えを持つ。

 元世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏からもアドバイスを受ける。23年9月に決定戦で宝珠山晃(三迫)に判定勝ちで現在保持するベルトを獲得した試合は、かなり顔を腫らす激闘だった。同氏から「あんな試合をしていたら世界へ行くまで、もたないぞ」と指摘された。5月上旬に同氏のジムで守備の動きのみを3日間、徹底的に仕込んでもらった。「1つのパンチに対しても、くぐる、引く、ブロックするなど、いろいろある」。その守備から攻撃へつなぐ部分にもバリエーションがあり、引き出しをどんどん増やしている。

 初防衛戦についてはKO勝利を宣言した。「腹(ボディー攻撃)か、右ストレート。倒して勝ちたい。右ストレートは感覚をつかんで、硬いパンチを打てるようなった」と自信満々だった。

 父で元WBC世界スーパーバンタム級王者の畑中清詞会長は「ジムはきょう6日に創設30周年の節目を迎えました。(建人の試合は)最後は爆発的に終わってほしい」とド派手な勝利を期待した。

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