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【ボクシング】アマ13冠・堤駿斗「後遺症で肺を…」 コロナ感染明かすもモレノに3回KO快勝

[ 2024年4月17日 22:13 ]

プロボクシングフェザー級10回戦   堤駿斗(志成)<3回2分46秒KO>アンセルモ・モレノ(パナマ) ( 2024年4月17日    東京・後楽園ホール )

<フェザー級10回戦>2回、攻めの姿勢を見せる堤(右、撮影・中村 和也)
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 アマ13冠でWBC世界フェザー級(57・1キロ)8位の堤駿斗(24=志成)が元世界王者でWBA世界同級9位アンセルモ・モレノ(38=パナマ)に3回2分46で勝利。前日計量で1・6キロの体重超過の失態を犯した中、5戦5勝2KOとした。

 以下は堤駿斗の一問一答。
 ―リング上の戦い
 「リングの上で変な感情を持ち込んだりはしていけない。全力で戦わないと」

 ―体重超過の理由
 「初めてコロナウイルスに感染した。後遺症で肺をやられてしまった。ロードバイクを軽くこぐことしかできなかった。後遺症が治るのに1、2ヶ月と言われた。運動で汗をかくことができなかったので、ギリギリまで、お風呂に浸かって汗を出そうとした」

 ―後遺症について
 「最初はせきが止まらない。風邪気味の症状も出た」

 ―トレーニングもできない状況
 「スパーリングもできなかった」

 ―公開練習の時
 「シャドーくらいしかやっていない」

 ―前回は高熱で中止
 「2度目(の中止)は、本当にまずいだろうと思った」

 ―試合中について
 「1回からガンガンいかなかった。攻め込まず、息が上がらないように」

 ―負ける怖さ
 「気にしなかった」

 ―今後に向けて
 「人として成長して、失った信頼を一から取り戻す。胸張ってリングに入れるように精進していく」

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