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浜田剛史氏が感じた2つの勝因 ユーリ阿久井政悟のボディー攻撃&追い方のうまさ

[ 2024年1月24日 04:25 ]

WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦   ○同級1位 ユーリ阿久井政悟《判定》王者 アルテム・ダラキアン● ( 2024年1月23日    エディオンアリーナ大阪 )

6R、ダラキアン(右)を攻める阿久井(撮影・北條貴史)
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 ユーリの勝因を挙げるとすれば、2つある。一つは追い方のうまさ。相手はパンチを当てて動く。追うだけで手が出なければ相手にポイントを持っていかれる悪いパターンに陥るが、ロープ際やコーナーにうまく追い込んで攻めた。相手は相当動いたが、ユーリは小さく動くだけで、スタミナの消耗は半分で済んだ。もう一つはボディー攻撃。

 パンチを当てにくい相手だったが、ボディーをうまく打てていた。ただ、もう少しボディーを重点的に攻めていれば、ダウンを取ることもできたかもしれない。今後の課題だろう。(帝拳ジム代表、元WBC世界スーパーライト級王者)

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