×

村田諒太氏「仕掛けないと!」世界初挑戦の清水にゲキも…TKO負けに「最後まで前に出て頑張った」と労う

[ 2023年7月25日 20:24 ]

WBO世界フェザー級タイトルマッチ12回戦 ( 2023年7月25日    有明アリーナ )

村田諒太
Photo By スポニチ

 元WBA世界ミドル級スーパー王者の村田諒太氏(37)が25日、東京・有明アリーナで行われたWBO世界フェザー級タイトルマッチ12回戦を独占無料ライブ配信するNTTドコモの映像配信サービス「Lemino(レミノ)」のゲスト解説に登場した。

 12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストで世界初挑戦の清水聡(37=大橋)と同級王者ロベイシ・ラミレス(29=キューバ)の一戦。清水と村田氏は、同い年でロンドン五輪で一緒に日本代表として戦った仲でもある。

 試合途中には「清水から仕掛けないと!相手に合わせちゃダメなんですよ」とゲキを飛ばす場面も。5回にダウンを奪われて何とか立ち上がったが、鼻血も流してダメージが残る中、ラミレスの猛打に防戦一方となり、レフェリーが割って入った。

 清水は5回TKO負けでベルトを逃し、村田氏は開口一番「流れ自体は悪くなかったんですけどね…」。そして「ディフェンス力の差が出ましたね。ラミレスは頭を動かしてパンチを外してたなんですけど、清水はガードを上げてしまっていて、ボクシングの幅の差が出てしまったかなと思います」と振り返った。

 「清水にとっても今日の舞台を用意してもらえて感謝の気持ちもあったと思うので、ダメージがある中で最後まで前に出て頑張っていたので、本当に良い試合を見せてもらったと思います」と世界初挑戦で敗れてしまった“五輪の戦友”を称えた。

続きを表示

この記事のフォト

「アントニオ猪木」特集記事

「井上尚弥」特集記事

2023年7月25日のニュース