【ブレイキングダウン7】過去の遺恨精算「幸せ者です」！瓜田純士がバン仲村を延長判定で下す

バン仲村のインスタグラムから（＠lounge8989）。瓜田純士とバン仲村の握手（右）

　格闘家の朝倉未来（30＝トライフォース赤坂）が社長を務める「BreakingDown7」が19日に幕張メッセで開催された。第27試合で瓜田純士がバン仲村を延長判定で破って、過去の遺恨を清算した。

　試合は仲村がゴングから前に出続けて攻撃をしていく。瓜田はカウンターでパンチを打ち込む場面があった。判定で決着つかず延長戦に突入。開始早々に仲村の前蹴りにカウンターでパンチを合わせた瓜田がダウン奪った。その後も仲村攻め続ける中で瓜田がカウンターでパンチを打ち込んで、仲村の動きを止める場面もあった。延長判定で瓜田が5―0で勝利した。試合後に両者は涙を光らせて熱い抱擁しながら言葉を掛け合って過去遺恨を精算した。

　マイクを握った瓜田は目を光らせながら「戦ってくれた光。俺はあの当時、光の大事なものを取り上げて、光の心を痛く傷つけてしまって謝ることができず10年が経ってしまった。今日、光と拳で語ることが出来て幸せ者です」とブレイキングダウン関係者に感謝した。「10年ぶりとはいえ、俺は一度やられてるからリベンジという形だったけど、ライオンのような気迫で来られた時は一瞬、面をくらったけど、下がることをやめて打ち合うことができました」と振り返った。

　「多くの人は裏切ったり、離れてしまったりしてしまった奴もいると思います。そんな人たちに光が歩み寄ったように、生きている間に時間はあるので自分から発信してください。俺も離れた人たちに言わせてください。俺はブレイキングダウンという舞台で元気にやっています。みんなと離れていても健康で幸せを祈っています。最後に光という最高の男が俺の友であることを誇りに思います。ありがとうございました」とメッセージを送って締めた。

　「BreakingDown5」のオーディションにバン仲村が突如登場して「純士久しぶり！」のひと言から瓜田純士とのストーリーが始まった。

　過去の清算のために今回のオーディションで瓜田の「そろそろケリつけようかブラザー」のひと言に、仲村も「俺もやってもいいかなという気持ちでこの場に来ている。これ以上ケジメとか清算を引っ張る気はないから俺の清算そしてブレイキングダウンを卒業するかもしれないし、そういう意味で本当に愛おしくなっている純士。次闘う相手あんたでもいいよ」と返答した。それを聞いた瓜田も「俺も恨みもなくて、ただの不良の喧嘩じゃなくて個人的な遺恨最高傑作しようかなと思います」と清算マッチへのコメントを残していた。