WBC最新ランキングで井上尚弥がスーパーバンタム級1位に　王者はフルトン

井上尚弥
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　WBC（世界ボクシング評議会）は16日、最新の世界ランキングを発表し、バンタム級王座を返上した井上尚弥（29＝大橋）がスーパーバンタム級で1位にランクインした。王者はWBO（世界ボクシング機構）との統一王者スティーブン・フルトン（28＝米国）で、5月に日本での対戦が決定的となっている。

　ミニマム級では重岡銀次朗（23＝ワタナベ）が3位に入り、前回3位だった兄の重岡優大（25＝同）が4位となった。ライトフライ級は矢吹正道（30＝緑）が10位から5位へ浮上。フライ級ではユーリ阿久井政悟（27＝倉敷守安）が6位から3位へ上がり、王座が空位となったバンタム級では西田凌介（26＝六島）が11位から8位へ、石田匠（31＝井岡）が12位から9位へ浮上した。

　フェザー級ではIBF（国際ボクシング連盟）の挑戦者決定戦に出場する阿部麗也（29＝KG大和）が10位から6位へ、清水聡（36＝大橋）が13位から9位へ上がった。スーパーフェザー級では力石政法（28＝緑）が10位で、ミドル級は村田諒太（37＝帝拳）が3位から2位となった。