太田忍　“昇段試験”の元谷友貴戦に闘志「どんな展開でも勝てばいい」

「RIZIN.37」出場選手インタビューに臨んだ太田忍
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　総合格闘技イベント「RIZIN.37」（31日、さいたまスーパーアリーナ）の出場選手インタビューが29日、東京都内で行われ、太田忍（28＝パラエストラ柏）は「もう、やるだけです」と心境を語った。

　61キロ契約5分×3Rで元谷友貴（32＝フリー）と対戦する太田は、元谷について「なんでも、できる選手。しかも高いレベルでできるイメージがある」と評価する一方で「こちらがやりたいことを一方的に押しつければ、諦めてくれる印象もあるので、心を折るような試合をしたい」と言い切った。

　16年リオデジャネイロ五輪レスリング銀メダリストの太田は、今大会が個人としてRIZIN4戦目。かつて「バンタム級四天王」と呼ばれた元谷との対戦を“昇段試験”と位置付けている。「僕の中では今でも4本の指に入る実力の選手。これまでの相手より1段階、2段階レベルの高い選手だと理解している。勝つことで今後の相手も変わってくると思うので、しっかり勝ちたい。どんな展開でも勝てばいい」と意気込みを語った。