☆SAHO☆は無念の判定負け　日本VS世界は日本の1勝2敗

スポニチ後援　K―1　WORLD　GP　2022　JAPAN～RING　OF　VENUS～   ○オースティン（判定3―0）☆SAHO☆● （ 2022年6月25日    東京・国立代々木競技場第2体育館 ）

＜Kー1　WORLD　GP　JAPAN　RING　OF　VENUS＞日本対世界　3対3　女子53キロ級、3回、ジャシンタ・オースティン（右）に攻められる☆SAHO☆（撮影・会津　智海）
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　日本VS世界・3対3の第3戦、53キロ契約の一戦で☆SAHO☆（22＝闘神塾）が判定負けした。

　これまでキック・ムエタイルールで3本のベルトを巻き、K―1のリングは21年12月の大阪大会に続いて2度目。KANAのスパーリングパートナーも務めたことのあるジャシンタ・オースティン（27＝オーストラリア）を相手に積極的にパンチを繰り出していったが、1Rの2分30秒すぎ、額付近に右ストレートを浴びると、後ずさりするように尻もちをついた。

　ダウンを奪われ、さらに火がついた。2R以降は闘志を前面に積極的に前に出た。相手の蹴りにもひるまず打ち合いに持ち込み、左右のパンチを繰り出した。3Rには相手が鼻から出血。だが、倒すまでには至らなかった。

　プロでは16年12月以来、5年半ぶりの2敗目。「K―1のベルトを巻くために、印象を残して勝ちたい」という思いをかなえられずに終わった。日本VS世界は日本勢が1勝2敗と負け越した。