那須川龍心、兄・天心のRISEラスト大会でプロデビュー　SB笠原3兄弟の3男と対戦「KOしたい」　

「RISE　ELDORADO　代々木大会」でプロデビューが決まり、リモートで公開練習を行った那須川龍心

　立ち技打撃格闘技「RISE　ELDORADO」（4月2日、国立代々木競技場第1体育館）でプロデビューする那須川龍心（りゅうじん、15＝TEAM　TEPPEN）が21日、リモート公開練習に臨み、笠原直希（15＝シーザージム）との一戦への意気込みなどを語った。

　40勝無敗のキックボクシングの“神童”那須川天心の実弟。ボクシング転向を表明している兄・天心のRISEラストマッチとなる大会でプロとしての第1歩を踏み出す。龍心は父の那須川弘幸会長（50）から「まだ早い」と言われたことを明かし、「試合で見せるしかない。安心させるというか、驚かせたい気持ち」と意気込んだ。

　“天心の弟”という重圧に関しては「まったくない。まだ実感していないだけで、試合になれば感じるか、わかんないですけど」とコメント。天心は2014年7月のデビュー戦で1回58秒TKO勝ちした。龍心は「「は実際に見たけど、自分がどう思ったかは覚えていない」と言いながら「あのインパクトを超えるというか、あっと驚かせたいです」と“兄超え”を誓った。

　対戦相手の笠原は“シュートボクシング笠原3兄弟”の3男。那須川家VS笠原家という格闘一家対決の図式だが、「そういうのは意識しない」と断言。「パンチは僕の方が上手いと思うけど、パンチだけじゃなく、総合力で勝ちたい。KOしたい」と気合を入れた。