拳四朗　次戦ビッグマッチ希望、統一戦か2階級制覇　世界王座奪還から一夜明け

王座奪還から一夜明け、会見に臨んだ寺地（左）と父の永会長（BMBジム提供）
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　プロボクシングWBC世界ライトフライ級王者に返り咲いた寺地拳四朗（30＝BMB）が次戦でのビッグマッチに意欲を示した。矢吹正道（29＝緑）との再戦から一夜明けた20日、オンライン会見で今後について「普通に防衛とかは、もういいかな」と率直な気持ちを明かし、他団体王者との統一戦、階級を上げての2階級制覇の「どちらにも興味ある。盛り上がる方で」と希望。父の永会長（57）も「世間が注目するカードを組みたい」と約束した。

　19日の試合では、戦闘スタイルを激変させ、攻撃的なボクシングで3回KO勝利。「自分ではあのスタイルも気に入っている。足を使うこともできるし、相手はより混乱するんじゃないかな」とニヤリ。戦い方の選択肢が広がり、今後の戦いにも自信を示した。