福永亮次、初の世界戦決定に「びっくり」も…王座奪取に意欲「全部つかみとってやる」
プロボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(31日、大田区総合体育館)に臨む同級6位・福永亮次(35=角海老宝石)が21日、東京・大塚の所属ジムで会見し、王者・井岡一翔(32=志成)との大みそか決戦への意気込みなどを語った。
当初、井岡はIBF王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)との統一戦を計画していたが、政府が新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の急拡大を受け、水際対策の強化措置として外国人の入国を原則禁止したため中止。大みそか決戦の“代役”として福永に白羽の矢が立った。
福永は「むこうは次の調整試合ぐらいに思っているかもしれないけど、全部つかみとってやろうと思っている」と王座奪取に意欲満々。「今は6対4ぐらいだと思っているけど、どんどん上げていきたい。挑戦者らしく戦って、最後は僕が手を挙げている」と井岡攻略に自信を示した。
13年のプロデビュー戦こそ判定で敗れたが、16年に30歳で全日本新人王に輝いた遅咲き。20年2月にフローイラン・サルダール(フィリピン)を7回TKOで下してWBOアジアパシフィック同級級王座を獲得すると、同12月には日本、東洋太平洋同級王座を獲得してアジア3冠王者に輝いた。今年10月の梶颯戦は判定勝ちだったものの、それ以前は勝ちはすべてKOというハードパンチャーだ。
初の世界挑戦を知らされたのは10日ほど前。福永は「びっくりした。夢かと思った」と振り返る。ただ、来年1月に試合を予定していたため、ある程度の準備はできていた。急きょ調整を2週間早めて大みそかに間に合わせるつもりだ。
井岡は、福永が25歳でボクシングを始めたころにはすでに大みそかに世界戦を行っていた。35歳の挑戦者は「ボクシングのお手本のような選手。気持ちも強しし、技術的にも全部そろっている」と、3歳年下の王者をリスペクトし、「小細工は通用しないと思っているので真っ向勝負します。熱く感動する試合を見せられたら」と気合を入れた。
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