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井岡 大みそか戦復活!“リトルパッキャオ”福永と防衛戦、21年最後の夜を盛り上げる

[ 2021年12月17日 05:30 ]

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ   王者・井岡一翔《12回戦》同級6位・福永亮次 ( 2021年12月31日    大田区総合体育館 )

井岡一翔(左)と福永亮次
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32=志成)が大みそかに同級6位・福永亮次(35=角海老宝石)と4度目の防衛戦を行うことが決まった。志成ジムが16日に発表した。新型コロナウイルスのオミクロン株余波でIBF王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)との統一戦は3日に中止が決まったが、急転、井岡にとって10度目となる“大みそか決戦”が復活した。

 今年も井岡が日本ボクシング界の“大トリ”を務めることになった。政府が水際対策の強化として外国人の新規入国を禁止。アンカハスの来日が難しい状況となり、統一戦の大みそか開催は消滅していたが、土壇場で2連続の日本人対決が決まった。

 節目の10度目の大みそかのリング。統一戦を熱望していただけに複雑な思いをにじませながら、井岡はSNSに「やるからには全力で挑み、皆さんに何か感じてもらえる試合をして、必ず勝利します!」と力強いコメントを投稿した。

 今月3日の中止発表後も陣営はアンカハス側との交渉を継続。新たな日程で対戦する方向で合意はしたが、アンカハス側が米国で防衛戦を挟む方針を固めたため、統一戦の実現が4、5月となる可能性が浮上。井岡も大みそかに試合を行う方向にかじを切り、アンカハスと同じ左構えの選手で、主要4団体で世界ランク入りしている福永に白羽の矢を立てた。世界挑戦を熱望していた福永陣営とも思惑が一致。すでにWBOの承認も得ているという。

 福永は昨年2月にWBOアジアパシフィック王座、同12月に東洋太平洋&日本同級王座も獲得しアジア3冠王者に輝いた。11月に東洋太平洋王座は返上したが、その容姿とファイトスタイルから「リトルパッキャオ」の異名を持つ強打自慢。来年1月に予定していた試合をキャンセルして大一番に臨む福永は「大みそかまでに完璧に仕上げます。人生を懸けて人生を変えます」と気合十分。アジア最強挑戦者を迎え撃つ4階級制覇王者が21年最後の夜を盛り上げる。

 《アンカハスは統一戦熱望》アンカハスは1月に米国で防衛戦を計画中。メキシコ人の世界ランカーが候補になっている。MPプロモーションズのショーン・ギボンズ代表は「1月に防衛戦を消化すれば、4月か5月には井岡戦のために来日する準備は整う」と見通しを語った。アンカハスも統一戦は熱望しており、「重要な機会だったので本当に悲しかった。ただ、神には私たちのために、より良いプランがあるかもしれない」と井岡との対戦に前向きな姿勢を示している。

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