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坪井&セオンが金メダル王手 ボクシング男子世界選手権

[ 2021年11月5日 05:30 ]

ウエルター級で決勝進出を決め、コーチ(右)と笑顔の岡沢セオン(日本ボクシング連盟提供)
Photo By 共同

 ボクシング男子世界選手権が4日にベオグラードで行われた準決勝でバンタム級の坪井智也(25=自衛隊)とウエルター級の岡沢セオン(25=INSPA)が勝ち、銀メダル以上を確定させた。

 日本選手の決勝進出は11年ミドル級銀メダルの村田諒太以来10年ぶりで、決勝では日本勢初優勝を目指す。坪井は前回19年大会フライ級3位のビヤル・ベンナマ(フランス)に4―1で判定勝ち。東京五輪代表の岡沢も19年大会3位のアブライハン・ジュスポフ(カザフスタン)を4―1の判定で破った。

 《セオン「優勝します」》東京五輪の2回戦敗退から24年パリ五輪での金メダルを目指す岡沢が、世界一へ王手をかけた。華麗なアウトボクシングで相手の攻めをいなし、最終3回には上下のショートや左ストレートを的確に決めてポイントを獲得。「もう優勝します」と高らかに宣言した。スポンサーをつけて活動する岡沢にとって重要な賞金も、準優勝の5万ドル(約570万円)以上が確定。優勝で10万ドル(約1140万円)ゲットを狙う。

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2021年11月5日のニュース