×

井上尚弥×田中恒成 3階級制覇王者同士が2日連続でスパーリングで激突

[ 2021年11月5日 21:14 ]

2日連続で田中恒成とスパーリングを行った井上尚弥(大橋ジム提供)
Photo By 提供写真

 プロボクシングWBA&IBF世界バンタム級統一王者・井上尚弥(28=大橋)が5日、横浜市内のジムで前日に続いて前WBO世界フライ級王者・田中恒成(26=畑中)と5ラウンドのスパーリングを行った。

 井上は12月14日にIBFバンタム級6位アラン・ディパエン(30=タイ)と防衛戦、田中は12月11日にIBFスーパーフライ級5位の石田匠(29=井岡)と再起戦を予定。その調整の一環で、この日は“初対戦”だった前日よりも1ラウンド増やした。

 2人とも世界3階級制覇を達成しているが、井上がライトフライ級からスタートし、現在はバンタム級、田中はミニマム級からのスタートで現在は井上より1階級下のスーパーフライ級。前日のスパーリング後、井上が「自分が今までやった選手の中では一番速いと思う」と田中のスピードを評価していたものの、やはり地力に差があるようで、この日も井上が押し気味だったという。

 昨年大みそかにWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32=志成)に敗れ、4階級制覇を逃した田中は、今回の井上との手合わせを「12月の試合に向けてのとても大切な2日間」と話していた。

続きを表示

2021年11月5日のニュース